三重県伊勢志摩国立公園の「浅生のひもの塾」(有)辻物産
 0120-37-3833


辻物産では、夏・冬の通販セールの際にお得意様にDMを送らせていただいております。その中に、「伊勢だより」としてその時節に合わせたメッセージを添えさせていただいております。

2002年冬自然の中で
2004年夏教育文化と食文化
2005年冬「やる気」の素
2003年夏スローフード
2004年冬熊野古道
2006年夏式年遷宮
2003年冬医食同源
2005年夏DHA
2006年冬一尾一尾のいわし
2007年夏お木曳き2007年冬健康2008年夏書道家王義之


2008年冬 書道家王義之

 王義之、今から1600年程度前の中国は東晋時代の書道家です。書聖と称され、後世の書道家に大きな影響を与えました。王義之の書いた、蘭亭序は有名な作品です。書を愛でる、文字の中に限りない美を見出す。それが漢字文化の特長なのかもしれません。
 日本は漢字やカタカナ、ひらがなの三種類の文字を使い分け、世界に類を見ない文字文化の国です。書は時代を超え、作者の思いを伝えようとし、作者に思いを馳せる事で、書に託された思いに近づくことが出来るような気がします。
 録音や録画の時代になっても、言葉で考えて文字で整理し、思考を深め行動に移す過程は、さほど変化しないのではないでしょうか。
 私たちも初心に帰り、今日を考え明日を目指し、努力して参ります。これからも末永くご愛顧よろしくお願いいたします。



2007年冬 健康

 「健康」現代人にとって生きていく上での大きなテーマの1つです。時代の変化と共に人間がかかる病気は遍歴を繰り返してきました。現代、癌やアレルギー、うつ病などのストレスや心が大きく関わっていることがクローズアップされています。体が心のことに敏感であればあるほど、過剰に反応してしまいます。「過ぎたるは及ばざるがごとし」のことわざのように、健康に気を配りながら、健康を意識しすぎない事が必要だと思います。
 そのために和食やヨガ、瞑想、気功など体や心にやさしく自分にあうものを、無理せず、休まず、細く長く生活に習慣としてとりいれてみてはいかがでしょうか。
 私たちも些少ではございますが、お役に立てれば幸いです。これからもご愛顧末永くお願い申し上げます。



2007年夏 お木曳き

 式年遷宮の行事〔お木曳き〕(御用材を宮域内に曳き入れる行事)も旧神領民や一日神領民の奉仕により無事に終わりました。一日神領民の方たちが奉仕できる行事は平成二十五年八月の〔お白石持行事〕になります。〔お白石持行事〕とは新宮の御敷地に白石を奉献する事です。伊勢神宮を参拝された方は両脇から板壁越しに白石が敷き詰められ、その向こうにまた板壁があるのを見られたと思います。
 先の遷宮で私が〔御白石持行事〕に参加した時は中之板壁より奥、正殿のすぐ近くまでお白石を奉納いたしました。自分の一生の中でも神様のお社にこれほど近くまで行ける事は度々あることではないので、荘厳な雰囲気とともに感慨深いものがありました。
 神領民である伊勢人の手で丹念に作り上げた干物です。再度ご賞味くだされば幸いです。これまで御愛顧くださり深く感謝しております。これからも何卒よろしくお願い申し上げます。



2006年冬 一尾一尾のいわし

 病院から出される薬として、漢方薬が処方されるようになりました。ストレスや身体の冷えなどにより、体のバランスをくずし体調不足やアレルギー性疾患などの病気に効くのでしょうか。それと科学の目で漢方薬の効能が解明されたのも、もう一つの要因だと思います。
 東洋医学に医食同源の考え方があり、中国三千年の知恵です。医薬を飲んで病気を治そうとするのではなく、薬としての効能が働く食べ物を摂ることで体にやさしく健康を持続できるのです。食事を家族や友人と共に出来ることに感謝です。一人の時は食事が出来る自分に感謝です。
 一尾一尾のいわしに思いを託しひたすらに精進を続けて参りました。ここまで続けられたのも皆様のおかげと感謝しております。
 これからもご愛顧よろしくお願いいたします。



2006年夏 式年遷宮

 平成二十五年、第六十二回式年遷宮が行なわれます。式年遷宮とは二十年に一度、正殿をはじめ諸殿舎・御装束・神宝に至るまですべてを、新たに造り替え、神々にお遷りいただく祭です。
 平成十七年五月の山口祭(御造営用材を伐採する御杣山の山口に坐す神を祭る祭儀)を事始めとして平成二十五年まで八年の歳月と三十以上の祭と行事を重ねて式年遷宮が行なわれます。その行事の中でもお木曳行事、白石持行事は地元の神領民と全国からの参加者を一日神領民として、盛大な行事が行なわれます。
 内宮に御参拝の折は門前町のおはらい町通りにあります辻物産ひもの塾本店まで足をお運びいただき、店の雰囲気や干物の味をご賞味いただければ幸いです。
 伊勢の町も式年遷宮に向けて活気を帯びていきます。
 私ども辻物産一同さらなる精進を重ねる所存ですので、これまで同様ご愛顧お願い申しあげます。



2005年冬 「やる気」の素

今年も残す処二ヶ月あまり、だんだんと寒さも増し冬将軍の到来も間近と言う所でしょうか。体調も風邪をひきやすかったり体がだるかったりで、やる気も今一つ。そんな日々をお過ごしの方もいらっしゃるのではないかと思います。

 ふと「やる気」の素ってなんだろうと思ったのです。欲望、好き嫌いの感情、目的意識、そして頭(脳)の中でどんな変化が起こっているのでしょうか。

人間の脳は脊髄の上部に脳幹があり、さらにその上に小脳、大脳(古い大脳)、そして今までの脳の全表面を覆うように、大きくなった新しい大脳の大脳新皮質があります。それは人間だけにある脳です。人間の脳の働きは、欲望は視床下部(脳幹の内部)、好き嫌いの感情は扁桃核(古い大脳の一部)、目的意識は前頭連合野(新しい大脳の一部)が主にかかわっているそうです。

そしてやる気の重要なカギを握るのは側坐核(古い大脳の一部)、やる気の推進力です。それぞれの脳の部分が助け合って、強い意志、または明確な目的意識が作られやる気が出るのです。その活動に欠かせないのがDHAをたっぷりと含む青魚です。

私たちも干物(青魚)を食べやる気を出し、これからも精進努力いますので末永くよろしくお願い致します。



2005年夏 DHA

いつもお引き立て誠にありがとうございます。

人の体は約60兆の細胞でつくられていると言われています。人体のすべての細胞は脂肪でできた膜に包まれています。
脳の実質である神経細胞の膜にある脂肪の50パーセント近くをDHA(魚油の主成分)が占めています。この豊富なDHAこそ、ヒトを万物の霊長に進化させた原動力と考えられます。

四大文明はすべて大河に沿って発展しました。それは魚を食べることによってDHAを取り入れたからだという説もあるそうです。DHAによって健康な脳と心を備えた文明人は、その体をもって文明を築いていったのでしょう。

健康な脳と心をつくる食品を自分で選び食べ続ける習慣こそが幸福への第一歩につながるようです。これからも皆様の健康と幸福に少しでも貢献できるよう、精進と努力を重ねて参りますので末永くお付き合いお願い致します。



2004年冬 熊野古道

いつもお引き立ていただき誠にありがとうございます。紀州熊野古道が今年おかげ様で世界遺産に登録されました。その紀州熊野の冬の風物詩といえば、さんまの丸干しです。

日本で最初にさんま漁が始まったのが熊野灘と言われており、12月から3月頃まで漁は続きます。さんま丸干しほど奥の深い干物はありません。10尾食べれば10尾とも味が違うと言われているくらいです。一般的に熊野灘で獲れる11月から1月のさんまはその年々で脂の乗りが違いますが脂が抜けきっておらず、このさんまで作った干物はご飯のおかずやビールなどに良く合います。一方、年が明け2月の冷え込みが厳しくなってきますと、脂が抜けたさんまになります。このさんまで作った干物が皆から親しまれている「伊勢のかんぴんたん」です。

「かんぴんたん」とは折れるくらい硬いと言う意味です。でもこの硬い「かんぴんたん」を口にし、かみ締めておりますと、さんまで作ったするめと言う風情があります。そして熊野の風景が浮かんでくる気がします。

今年も社員一同さんまに心して懸かります。これからも永いご愛顧を賜りますよう宜しくお願いいたします。



2004年夏 教育文化と食文化

脳という言葉を聞いて何をイメージされますか?

医療機器の発達と共に脳の仕組みが段々と解明されてきています。痴呆症の人たちに音読や計算(単純なもの)をやってもらうことで痴呆症状が改善されたという話があるそうです。痴呆症状が改善されたということは、生き残っている神経細胞を上手に使えるようになったことを意味しているのだそうです。

江戸時代の寺小屋教育の読み書き、ソロバン(計算)の基礎教育を徹底的に受けたからこそ、文明開化(明治維新)を一気に成し遂げられたと考えられるそうです。いまだかつて日本の明治維新に匹敵するものを実現した国はないと唱えている学者もいらっしゃいます。

また日本は世界随一の魚の食文化の国です。青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)は食べてそのまま、脳細胞の中へ入っていける数少ない物質のひとつであり、脳や神経細胞の発育、機能維持に不可欠の成分です。最近ではアレルギー体質への作用、視覚改善、ガン抑制作用などの機能が確認されています。これらのことから日本はすばらしい教育文化と食文化に恵まれていた国だったといえます。

私たち伊勢人は地の魚にこだわり先人の知恵に自分たちの経験で学んだことを活かし、日々努力の毎日です。これからも末永くご愛顧を宜しくお願いいたします。



2003年冬 医食同源

レオナルド・ダビンチが描いた名画モナリザ。500年もの間、名画としてあり続けたということは、人の美意識は昔も今もあまり変わっていないということでしょうか。

人の美意識は変わりませんが、人の寿命は随分変わりました。子育てが終わり社会人としての幕が下り、今度は第二の人生としての幕が開き、共に第二の人生を歩くパートナーの存在、友達との関係、健康を維持する食事などが益々重要な意味を持ちます。

4千年の歴史を持つ中国に『医食同源』という言葉があります。その意味は病気の治療も普段の食事も共に人間の生命を養い健康を維持するためのもので、その源は同じであるとする考え方です。人間の美意識が変わらぬように、健康を維持する基本は食事からということでしょうか。

イワシ、サンマなど背の青い魚にはDHA、EPA、カルシウムなどがふんだんに含まれています。私たちも昔ながらの伝統を受け継ぎ、干物に対する姿勢を変えず昔も今も伊勢人の手でひとつひとつ丁寧に天然塩のみで作り上げております。そのような私たちに応援してくださるお客様に支えられ、今があると思っております。今後ともよろしくお願いいたします。



2003年夏 スローフード

笑う門には福来る

最近、笑ったことがありますか。友達との会話で、テレビを見て、家族や恋人やペット達と、嬉しくて、ばかばかしくて涙が出るくらい笑い転げたことがありますか。

そんな思い出が心のアルバムにセピア色の写真となって増えていくのでしょうか。そんな時ばかばかしいなんて考えず、優しい気持ちで相手を受け入れますよね。
それが心の健康と言うことでしょう。

心の健康も体の健康も、持ちつ持たれつの間柄。その体の健康を守るお手伝いが出来ればと考えております。干物は神代の昔から、時のフィルターをいくつも潜り抜けてきたスローフード。

永いお付き合いをしていただいているお客さまとのつながりを大切に、毎日の仕事の中で正面から向き合っております。
叱咤激励してくださったお客様に感謝し、これからも息の長いお付き合いをよろしくお願い致します。



2002年冬 自然の中で

いつもお引き立ていただき誠にありがとうございます。
ここ伊勢でも10月の大祭(神嘗祭)も、おかげさまで無事に終わり日々の冷え込みも深くなって参りました。

伊勢も神代の昔から山の幸、海の幸にも恵まれ私共もその恩恵にあやかっておます。しかし、自然の恩恵にあやかれる時だけでなく、台風、長雨、海水の温度変化、近代的な魚群探知機であっても魚の獲れない不良の時期、そしてイワシは何十年かおきに豊漁と不漁を繰り返すといわれています。そのような自然現象に翻弄されるのもしばしば。海(熊野灘)とのかかわりの中で、新鮮、良質、安心をモットーに自分たちが納得した商品をお客様にお届けできればと、社員一同努力奮闘しております。

これからも永いご愛顧を賜りますよう宜しくお願い致します。

Copyright(c) 2002-2005 浅生のひもの塾辻物産 All Rihgts Reserved. Designed by NCT